HOME > 美術の著作権センターについて > 会社案内 > ACC設立の目的
 
 著作権という言葉は、英語ではCopyRight(コピーする、あるいはさせる 権利)、フランス語ではDrait d' Autheur(創作者の権利)といい、権利に対する合理的な考え方のアメリカと、芸術に対する思いの強いフランスとの差異が感じられます。
  また、近年欧米の国々の中には、著作権の期間が創作者の死後50年から70年というように、延長されております。このような世界的な動きは何を意味するものでしょうか。
 我が国では著作権(特に美術の著作権)への認識度は依然として低く、 国際化の時代と云われながら、このような知的所有権に関する分野でまだ まだ遅れをとっているのが現状です(2003年の法改正で映画は70年に延長されました)。その結果として、一般的に著作権の侵害が安易に行われ、また他方では著作権の使用希望者も、正しい認識を持ち得ぬまま、その使用に対して難しく考えすぎている傾向があります。
 美術著作権センターは、著作権という創作者の権利の保護を図るとともに、その使用面でも、これまでの安易な権利侵害を排し、容易に利用できる道を開くことを目的として設立されたものです。さらにインターネットなどの活用により、美術家とその作品の紹介を国内 はもちろん世界に向けて行うなど、この著作権の利用をわかり易い使用規定のもと、希望する多くのユーザーに、広く発信し、普及させていきたいと考えています。
 
◆ 目的
美術著作権センターの事業は、主に、次のことを目的とします。
美術家の美術著作権を守るため、その管理を代行する。
美術品とそのコピーを使用しようとする人々の利用を容易にする。
美術品のコピーをデジタル映像化し、これを保管・管理するとともに、インターネット等を通じて国内はもちろん世界に紹介する。
 
   会社概要
   ACC設立の目的
   主な事業内容
   システム図